リケジョ理科子とでんでんの電力レポート~切り替えてお得な新電力会社を調査~

電力自由化によって誕生した「新電力会社」だけど、電気代が一番安くなる会社はどこかしら?理科子が実際に試算して、本当にお得な新電力会社を選んでみたわ。 新電力のエキスパート江田健二先生にもお話を伺ってみたから、参考にしてちょうだい。

家計のミカタ?新電力会社とは

電力自由化に伴って新規参入してきた企業を、「新電力会社」と呼んでいるわ。

もともと、各エリアで電力の独占販売を行っていた東京電力や関西電力などの大手電力会社と違って、新電力会社は電力料金の安さが特徴的なの。新電力会社各社によって料金プランが全然違うから、消費者はよりライフスタイルに有利な新電力会社を選ぶ必要があるわ。

このサイトでは、電気代を安くすることだけではなく、ポイントを貯めることができる、ガスとセットで申し込めるなど、消費者のニーズに合わせたプランを用意している新電力会社家族構成別に一番お得な新電力会社をまとめて紹介しているから、あなたが何を最も重視したいのかを明確にして各社を見比べてみてね。

江田先生に聞いてみた
新電力会社はなぜ安いの?

新電力はなぜ安いの?
新電力はなぜ安いの?

新電力会社が注目される一番の理由と言えるのが、その料金プランの安さです。新電力会社が電力料金を安くできる理由はいくつかありますが、一番は業務の効率化が関係しています。

大手電力会社では、発電・送電・配電・売電すべての業務を一社で管理。だからこそ組織も大きく、独占市場だけあって公的機関のような立場になっていました。従業員は数千・数万単位で抱えていたことで、かかる経費も膨大になり、業務の効率化や体制のスリム化が難しい状況でした。

新電力会社は規模が小さいために業務のスリム化が容易であり、社内でのコストカットが実現しやすいです。


そうして削減したコストを基本的な電力料金から差し引くことで、安い料金プランを消費者に提供しています。

他にも、ターゲット層を絞り込んだ販売戦略や特定の専用プランを用意、その営業活動も集中して狙いどころを決められることが、電力料金の安さに繋がっています。

江田先生に聞いてみた
電力小売り自由化におけるメリット

電力小売り自由化におけるメリット
電力小売り自由化におけるメリット

電力小売り自由化により、私たち消費者はいくつかのメリットを感じることができるようになりました。

まず、検針業務の自動化や電力使用状況がリアルタイムでわかるようになった電力量計「スマートメーター」の登場は大きな変化でしょう。新電力会社へ切り替える際に、スマートメーターの設置は必須となります。

また、太陽光発電や風力発電など、近年注目されている再生可能エネルギーを販売している新電力会社が多く誕生しているため、環境への配慮を考えている方は、以前よりもさらにライフスタイルに合った電力会社を選びやすくなりました。


地産地消を意識した電力販売も、重要視されています。地元で生産された電力を地元で消費する…まさに、農作物と一緒。地元の新電力会社に電気料金を支払うことで地元へ投資することに繋がり、雇用などの面で経済の活性化に貢献していくことが可能となったのです。

この新電力会社の取り組みは、従来の大手電力会社で見ることができなかった動きではないでしょうか。

一番お得なのは?
選ぶならこの電力会社♪

家族構成やライフスタイルによって、電力使用量は全く違うわ。単純に比較できないのが、新電力会社の難しさなのよね。自分の家庭に適した電力会社を探している人に、電気代が安くなる新電力会社が一目でわかる表を用意したわ。

世帯数に関係なく、電力使用量が少なければ「ピタでん」がおすすめ。逆に、電力使用量が300kWhを超えるようであれば「エルピオでんき」や「サニックス」のほうがお得よ。電力使用量が増えがちなファミリー世帯と、電気をあまり使わない一人暮らしでは、それぞれ異なる新電力会社がお得なことが表からわかるわね。

さぁ、お家のアンペア数を確認して、表と1ヵ月分の電気明細書を照らし合わせながら、あなたにとってお得な新電力会社をみつけてみて。

江田先生に聞いてみた
そもそも電力自由化って何?

そもそも電力自由化って何

それまで決まった大手電力会社10社しか電力を販売できなかった状態から、異業種の企業も自由に電力を販売できるようになったことを電力自由化と呼びます。電力自由化により、私たち消費者はライフスタイルに合わせてお得な電力会社を選べるようになりました。

実は、電力自由化は突然スタートしたわけではなく、1995年から段階的に実施されていた取り組みです。大企業の大規模施設や工場などに限定して始まり、一般家庭や町の商店、小さな会社に電力を売ることは許可されていませんでした。


そもそも電力自由化って何

2004年から小規模スーパーや工場なども売電の対象となり、少しずつ規制が緩和され、2016年に電力の小売りが完全自由化。一般家庭にも売電が可能になったことで大きな注目を集め、この頃から一気に電力自由化という言葉が世間へと広まることになりました。

新電力会社へ切替えたほうがお得?
利用者の声を聞いてみた

電力は切り替えたほうがお得? 電力は切り替えたほうがお得?

事前の下調べをしっかり行いました

それまで親子で50年以上も契約していた電力会社から切り替えました。もともとエリア的に料金がお得な地域ではあったので、下手な乗り換えでは割高になると思い、慎重に新電力会社を比較・検討。比較サイトの活用はもちろん、1年間の利用料金・使用量を元に詳細に比較をするなど、事前にしっかりとシュミレーションしました。その中で、年間1万円前後の節約になると確定したところに申し込みました。申し込みはネットで簡単にできましたよ。

電力は切り替えたほうがお得? 電力は切り替えたほうがお得?

電力切替えで年間5万円前後も電気代がお得になりました

お店を経営しているのですが、大体1ヵ月4~5万円ほどの電気代がかかっていました。電力自由化に期待していろいろと調べてみたのですが、あまりよくわからず…。ネットで問い合わせた会社で詳しく聞くことができ、そこで勧められた新電力会社に切り替えました。おかげで、月4~5千円ほど安くなり、年間で試算すると5万円前後もお得になると判明、切り替えてよかったと満足しています。

電力は切り替えたほうがお得? 電力は切り替えたほうがお得?

生活に合った新電力会社を選びました

共働きのため、日中はほとんど不在で電気を使わないので、夜間に電気代がお得になるようなプランに切り替えました。切り替えをきっかけに、電気料金の夜間の安い時間帯に家電を使うようにしたりと、わずかながらでも節電を実行。その成果から、半年で2万円近い削減ができています。

家族構成別に電気代が一番安くなる
新電力会社を調べてみたわ

電気代は、家族構成やあなたのライフスタイルによって大きく変わるものよ。「どの条件でもこの新電力会社が一番安い!」とは言い切れないの。

そこで、2人~6人家族の方、ペットを飼っている方、二世帯住宅に住んでる方に、1ヵ月分の電力明細書を借りて計算し、本当に電気代が安くなったおすすめ新電力会社を導き出してみたわ。

各家庭のライフスタイルについてもレポートにまとめてみたから、あなたの家庭と照らし合わせて、新電力会社選びの参考にしてちょうだい。

新電力会社の申し込み方♪

新電力会社への切り替え手続きは、直接電話をして申し込むのもありだけど、ネットで手続きを済ませてしまうほうが簡単よ。その方法を3ステップで紹介するわ。

料金の安さで選ぶならこの新電力会社【関東版】
料金の安さで選ぶならこの新電力会社【関東版】

電気の検針票がないと始まらない

電気の検針票は用意しておかないとダメよ。電気の検針票に記載されている「契約名義」「お客様番号(契約番号)」「供給地点番号」が必要だから。ガスとセットにするなら、ガスのお客様情報がわかるものも必要ね。

どこの新電力会社に切替えるかが決まったら、料金プランをしっかりと確認しておきましょう。それから、新しく申し込む電力会社の契約年数にしばりがあるのかも確認しておくといいわ。新電力会社によっては、解約金が発生する場合もあるから要注意よ。

料金の安さで選ぶならこの新電力会社【関東版】
料金の安さで選ぶならこの新電力会社【関東版】

ネットでの手続きがおすすめ

新電力会社への切り替え手続きは、ネットで完結できるわ。公式サイトから必要事項を入力するだけだから、10分もかからないのよ。

今使っている電力会社への対応は、基本的には申し込み先の新電力会社が対応するから、特に自分から手続きすることはないわ。

申し込みを受理したら、電気の供給開始日など詳細について通知があるはずだわ。申し込みに不備があると確認の電話が入ったり、通知が届くのに1週間ほどかかる事もあるからご注意を。

料金の安さで選ぶならこの新電力会社【関東版】
料金の安さで選ぶならこの新電力会社【関東版】

スマートメーターの交換工事が必要

初めて新電力会社へ切り替える場合、スマートメーターの交換工事が入るわ。

スマートメーターの交換工事にかかる費用は基本的には無料で、業者の立ち合いを必要としないところも多いの。

電力使用開始日になれば、自動的に新電力会社へ切り替わるから、実にあっさりしたものよ。

理科子の電力小話♪
新電力会社の仕組み

電気料金の仕組み
電気料金の仕組み

「新電力会社に切替えると、電力供給が不安定になって停電にならないかしら?」と不安に思っている人に、電力供給の仕組みを解説するわね。

まず、新電力会社へ電力を切り替えても停電などのトラブルが増えることはないわ。大体の新電力会社は、大手電力会社から電力を仕入れて私たち消費者に電力を供給しているの。


新電力会社に切替ても切替えなくても、電力が家に届くまでの経路は同じだから、新しく電線をひく必要もないのよ。だから、電力会社の切り替えも、スマートメーターの設置だけで簡単にできてしまうのね。

停電などのトラブルを心配する必要もなく、簡単に電力会社を切り替えることができるのであれば、毎月の電気代を安く抑えられる新電力会社に切替えたほうがお得じゃないかしら。

あなたの街の
新電力会社を探す

新電力会社各社が設定している料金プランは、エリアによって異なるのよ。

電気代が安くなると選んでみても、対応エリアが関東のみで、関西には電力供給をしていない!なんて落とし穴もあるから要注意。

各エリアに、最も電気代が安くなる新電力会社をまとめてみたわ。あなたの街で、あなたにとってお得な新電力会社を選びましょう。

あなたの街の新電力会社を探す 東北 関東 中部 関西 中国 四国 九州

電力会社切り替えの
落とし穴

電力自由化は良いことばかりに思えるけど、メリットがあればデメリットもあることを理解しておかないとダメ。

新電力会社が増えてサービスが複雑になってきているから、サービスの内容を把握しきれず契約してしまうと、実は「契約期間のしばりがあった」「解約金が発生してしまう」なんて事が起きてしまうわ。

携帯電話のように、新電力会社によっては決まった年数での契約を設定しているところもあるの。

電力料金が安い新電力会社ほど、契約期間が長く設定してあったりするから要注意よ。


新電力会社の登場で選択肢が増えて、自分のライフスタイルにより近いプランが選べるようになったのはいいことだけれども、見極めが重要ってことよ。

騙されないで!
新電力会社の選び方

新電力会社に切り替えを検討する理由として、今よりも電気代を安くしたい!という理由が多いはず。

お得な料金プランを選ぶためには、日中も電気をよく使うのか、それとも夜間によく使うのかなど、あなたが一日の中でどのように電気を使っているのかに注目する必要があるわ。

ライフスタイルを無視したプラン選びは、せっかく新電力会社に切り替えても損してしまう可能性があるから要注意よ。

最近は、ガス会社も電力を提供し始めているから、ガスとセットで申し込めばお得になるプランもあるの。


他にも、地元の人からの出資を募っている新電力会社もあるから、地域活性化への貢献として電力切り替えを検討するのもいいわね。自然環境に興味があるなら、近年急速に広がっている再生可能エネルギーを使った新電力会社もおすすめよ。