全域が東京電力エリアの管轄となっている栃木県は、ただほかの地域と同じように、大手の新電力会社が参入しているから選択肢の幅は広いわね。
また3世代同居率と住宅用太陽光発電の設置率が関東地方でトップクラスだそうよ。電気使用量や使用時間を加味しながら電力会社を選んでいくことがポイントね。
ここでは新電力の中でもおススメの会社を紹介するわね。
3世代同居率の高い栃木県でおすすめなのがサニックスでんきよ。サニックステラサーバーS(関東)プランだと、一日の電気消費量が多ければ多いほどお得ね。
特に毎月500kWhの電気を使うようであれば、新電力会社の中では一番安くなるわね。とにかく、プランがシンプルなので「ポイントや特典とわかりにくくて苦手」って方にもおすすめね。
あしたでんきのポイントは、従量料金が一律でわかりやすいってこと。
プランは、一般家庭向けの「標準プラン」と、3世代同居など大家族向けの「たっぷりプラン」の2種類が用意されているわ。
「標準プラン」は300kWh/月以上で、基本料金は無料、1kWhごとに26.00円加算されていく設定になっているの。
「たっぷりプラン」は700kWh/月以上で、基本料金は3000円、1kWhごとに21.50円加算されていく設定ね。
普段使っているガソリンスタンドはENEOS、っていう人にはENEOSでんきがおすすめね。
ENEOSカードで電気料金の支払いをすると、ガソリン、軽油、灯油といった燃料代が最大150リットルまで、1リットルあたり1円引きになるの。
Vプランは電気だけで契約できるし、電気使用量が多い世帯ほどお得になるのよ。Vプランを「にねんとく割」で2年契約にすると、さらに割引もあるわ。
Loop電気の特徴は基本料金が無料になっていて、使用した電力に合わせて支払うプランを提供している点よ。極端に使用電力が少ない方以外であれば、電気代を安くできる可能性が高いのが魅力。再生可能エネルギーも活用しているのも特徴だね。対応しているエリアも広く、栃木もカバーしているわよ。
オール電化の家におすすめなのが、出光昭和シェルでんき。深夜の電力を使って、お得になるプランを提供しているので、光熱費の削減につながるわね。車を使っているなら、1か月100Lまでガソリン代が安くなる特典もあるの。電気だけでなく、ガソリン代が節約できる点もメリットね。電気自動車を使っているなら、毎月200円引きになるわ。シェルでガソリンを入れているなら、考えてみたいわね。
楽天でんきの特徴として、電気料金の支払いで楽天ポイントが貯まることね。200円につき1ポイントの楽天ポイントが毎月貯まっていくわよ。もちろん貯まったポイントは電気代の支払いに充てることもできるわ。使い方に左右されるけど、2人世帯でも年間7,223円削減できるし、4人世帯であれば14,855円削減できるとしているわ。もちろん電気料金が安くなるだけでなく、支払った分の楽天ポイントが付与されるから、実質的にさらにお得になるのね。楽天ポイントは楽天関係のサービスで使えるから、楽天をよく利用する人こそ、考えてみる価値がある電力会社ね。
Japan電力は安価な電気料金が魅力の電力会社よ。少しでも電気料金を安くしたい方向けよ。基本料金と従量料金の削減を行っていて、光熱費の削減につながるわ。積極的にソーラー発電やバイオマス発電にも取り組んでいるので、再生可能エネルギーの普及にも取り組んでいるわね。電力プランも一般の家庭向けのものから、ビジネス向けプランまで選択できるわ。
HISでんきなら使い方に合わせて複数のプランから選択できるわよ。オール電化にしている家庭から、通常の家庭、また事業所などに合わせたプランがあるから、誰でもお得になる可能性があるのがメリットね。電気使用量が少ない人は、電力会社を切り替えてもお得にならないケースがあるけど、使用量が少なくてもお得になるプランが設定されているのは、他の電力会社と比較したメリットよ。一人暮らしなどで普段電気をそんなに使わない人でも比較してみる価値があるわね。
農業や観光業のイメージが強い栃木だけど、北関東工業地域の一部を形成していて、工業も盛んよ。
2016年の都道府県別エネルギー消費統計を見ると、栃木の2016年最終エネルギー消費量は16462(10^6kWh)で、うち企業・事業所向けが11826(10^6kWh)、家庭向けが4636(10^6kWh)となっていたわ。企業向けは、製造業の電力消費量が多いわね。
総務省の統計を見てみると、栃木県は人口も世帯数もほとんど全国の平均値で、人口1人あたりの電力消費量も全国の平均値ってとこね。
注意したいポイントがあるとすれば、電気料金は47都道府県の中では平均より高めなところね。関東地方の中で比べても高い方みたい。
ガス料金や水道料金も同じように高めにランクされているから、電力会社選びは重要になってくるわね。
とにかく栃木は平均よりは光熱費が高めになりがちだから、できるだけ電気料金を安くして、光熱費を抑えていきたいところね。
タイミングによっては、キャンペーンを展開している電力会社もあるので、情報のチェックは必要よ。